top of page

3C分析とSWOT分析

2023年8月9日

今回のコンテンツでは3C分析とSWOT分析についての紹介です。

会社や事業、商品及び役務サービスの意義や目的を明確にしながら、

具体的に会社の方向性について検証します。


その検証方法として、一般的に用いられる主な手法としては次の2つが挙げられます。


  1,3C分析

  2,SWOT分析



その他にも様々な手法が有りますが、

ここでは 主に3C分析とSWOT分析の関係性について紹介します。

 



『3C分析』3Cとは一般的には


Company(自社)


Competitor(競合)


③Customer(顧客)



と言われており、


『自社』 と 『競合』 と 『顧客』 の3者間の関係性を分析します。

 





関係性としては、下記のような図式になります。  



ここで重要になるのが、


自身(自社や自社の事業、商品及び役務サービス)と

相手(競合、顧客)との関係性を分析する事です。



2つの知る


 と私はよく自身の講演ではこの言葉を用いります。


相手が居て、自身が有る事なので、

その相手(競合、顧客)と自社の関係性を考えます。


顧客については、対消費者である場合(BtoC)、

対法人である場合(BtoB)に よって顧客対象が異なります。


また、対象顧客が自社のエリアのみなのか、

またはグローバルまで範囲 とするのかによって競合相手も大きく異なります。

すなわち自社のビジネスモデルによって千差万別という事が言えます。





ここでSWOT分析という考えが登場します。

この分析は自社の全体経営だけではなく、

各事業や新商品や新サービスの開発の際にも考慮する考えとなります。


■自社の強み(Strengths)

■自社の弱み(Weakness)

■機会(Opportunity)

■脅威(Threat)





SWOT分析は創業時はもちろん、

金融機関から初めて融資を受ける際、

ビジネスモデルを再構築、新規事業の際など 様々な時に活用します。






■自社の強み(Strengths)  

  競合には無い、自社の優れた点は何か?(自社らしさ)


■自社の弱み(Weakness)

  自社の弱点、出来ない事(やらない事)は何か?


■機会(Opportunity)

  市場での自社にとってのビジネスチャンスなど

  (例.SDGs。 ※流行や一過性には注意)


■脅威(Threat)

  自社の力ではどうにも変えられないリスク

  (例.新型コロナウイルス感染症、地政学リスク、法改正等)








やらない事を決める!!


 会社経営をしていると、色々なビジネスが目に入りますが、

パーパスを根に置いて、その上にこれらの2つの分析を行う事で

自社の方向性が定まります。


顧客、競合は常に変化し続けているので、

自社も常に変化し続ける事で、

その時代に合わせたその変化に合わせた

臨機応変な企業経営、商品開発などが必要と言えます。


私、個人的にとても重要だと思うのが

 『やらない事を決める』 という部分を貫けば、

常にパーパスと 照らし合わせながら事業展開出来るのでは?と考えます。


もちろん、会社の規模感だったり、 成長スピードによっても千差万別です。


しかし、



『以前はやらないと決めたのに、

ニーズの変化と自社の変化で

新たに取り組む』


という変化も有って良いと思います。



当社の場合は、創業時2010年の際には

『輸出入貿易』が有りませんでした。


それが徐々に変化し、

2016年頃からまずは輸出を一歩ずつ着手し始め、

それが2023年の今では日本全国 の港から日本産商品を海外に輸出し、

海外製造委託した自社のPB商品(テイクアウト容器)を輸入し、

自社のDCを茨城県つくば市に置くまでに至りました。







当社もこの数年で事業を大きく変化させました。





このように市場や顧客ニーズに合わせて

自社を臨機応変に変化させることも重要かと思います。



大事なのは


『なぜ、これに取組むのか?』


が明確であれば取り組み、そうでなければ


『やらない』


という事でしょうか。





i-mail_edited.png

当社へのご相談、各コンテンツのご感想お待ちしております!

bottom of page