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選択と集中

2024年7月29日

会社経営の中で特に事業戦略の中で 『 選択と集中 』 という言葉があります。


今回はこの分野に関して掘り下げますね!









文字の如く、選択と集中 


そのままの意味なんですが、

これに関してはこの 『 程度の度合い 』 がなかなか難しいなーと思います。


簡単に言えば、 やること、やらないこと を明確にして、

やる事に集中するということです。



やることを選んで、経営資源を投入するということです。







当社を例に出すと、事業を大きく4つやっています。

























一見いずれも関連性の無いようにも思えるので、

選択と集中ができているのか?という話になりますね。



当社の場合は 『 ワンストップパートナーを目指す 』 というところに特化しています。




言い方1つですが、

こんなに4つもやってるの?(選択と集中が出来ていない)


という表現もできれば、


この4つ以外はやらない(選択と集中)という表現もできます。



当社の場合は、それぞれの単独事業でお客様と触れる機会も有れば、

すべての事業でお客様と面で触れる機会も有ります。

様々な仕事の携わり方があります。



創業当時は輸出入貿易が含まれていませんでしたが、

それはその当時に於いて選択肢に無かったため取り組んでいませんでした。



それが事業を推進していくなかで、自社のパーパスと照らし合わせながら、

既存事業とのシナジーが期待できるという理由から、

2016年から輸出貿易を始め、2019年から輸入貿易を始め、

現在は輸出入貿易の両方に取り組むようになりました。



このように、企業の事業というのは常に変化するものと思います。



顧客ニーズの変化 』 に捉えてこれからも良い変化をしていきたいと思います。



まず、会社自体の存在意義(パーパス)が有り、

それを実現達成するために自社で取り組む各事業が有り、

そこから各種サービスや商品などに派生します。





事業が決まった後にも、再び 『 選択と集中 』 が訪れます。


自社が提供するサービス、商品を選びます。


ここでも再び、各事業のパーパスが存在するので、それと照らし合わせます。






ここまでが、事業での大枠の部分の取り組みになります。


この 『 選択と集中 』 という考え方は、

日常的な企業の戦術面でも十分活用できる考えです。


例えば、『 顧客 』 を1つの考え方として捉えた時には、このような考え方ではいかがでしょうか?



例)1,000万円の売上を獲得したいです。

  次のどちらが効果的でしょうか?


1,1,000万円を1社の顧客から獲得する  


2,100万円×10社の顧客から獲得する






どちらもメリット、デメリットがあるかと思います。


1の場合、売掛の回収リスク、この企業への依存等を加味しなければなりません。


2の場合、10社に対するアプローチ、

それぞれに対するバックオフィス業務の対応の拡充などを加味しなければなりません。 


 

ここでいう 『 選択と集中 』 という考えの下で選択するとどうでしょうか? 


きっと答えは1になると思います。 



もしかしたら、500万円×2社、250万円×4社のようにリスク分散するのも1つですが、 

100万円×10社よりは労力、コストがかからなそうです。 


同時に考えなければならないのは、 『 競合の存在 』 です。 



これは、3C分析にも登場しますが、自社、顧客、競合の3つを分析します。 

 



 

 

皆さんは 『 選択と集中 』 をどのように捉え、どのように活用されますか? 

 


100軒の企業が有れば、100通りの考え方があると思います。 



それだけ、会社経営というのは複雑で正解が無く、 

常に追い求め続けるものなのかなと思います。 





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